いつも毒舌ばかりのゆりまりパパです。
朝は結局降らないんだろうな〜と思っていましたが、
がっつり降りましたね。
こういう大きな災害の時にふと思い浮かんぶのは会社の尊敬する大先輩の姿。
どんな姿かと簡単に説明をすると、
3・11の時に私は会社の出張中に千葉で3人で被災しました。
その時に先輩は、役割分担を早々に決めて
私は拠点確保と物資収集組、上司は拠点待機・情報収集
先輩は遊軍の3つの役割に分けました。
拠点待機組みは1番上の上司で・・・。あまり動かず・・・。
まず、会社とそれぞれの家族へ安否確認の連絡をしようと。
でも、携帯は通じません。
先輩はなぜか大量のテレホンカードを持っており、3人で使ったあと、
持っていない人達を整列させて、「みんな手短に」と声をかけてました。
その間に私は駅近くのホテルの空いている部屋を2部屋抑え、
拠点役の上司をホテルに移動させて、電話の列を整理している先輩にも連絡。
すると、次に「食べ物・飲み物・電池を抑えろ。」と指示。
その後、レンタカー屋に行って車両を確保しろという指示でした。
黙々と指示に従い、買い物をしてホテルに届けると、
先輩は既に大量の食べ物を手にしていました。
一緒に部屋から出てホテルのエントランスに行くと、
「お前はレンタカーな、俺はこういう時だからこそ、人のために」と言われ、
先輩は小さな子どもがいる人や老人、妊婦などの困っている人に
ロビーから部屋に来ませんか?と片っ端に声をかけて案内していました。
私たちは、その部屋で寝ること、座ること、食べることもぜず、
夜中の2時くらいにタクシーの空車も出始めたので
「行けるところまで東京方面に行ってください、
途中で東京から千葉方面に来て戻るタクシーに交渉して移ります」
と伝え、地元のタクシーを拾い、途中でタクシーを乗り換え、
電柱が倒れ、液状化の浦安を通って・・・。
会社に朝6時くらいに戻ってきたことは忘れません。
尊敬する先輩の「こういう時だからこそ、人のために」です。
飲み会の誘いを「俺、今日はみんなのためにやることあるから」と断り、
妻が規制に引っかかったので迎えに行き、家の回りの雪かきをして。
娘たちの通う保育園の外側を雪かきしました。
ビールうまいです。笑