夏休み初日無事に盛岡駅で合流した私達は、車で父方の親戚の家のある三沢を目指します。快適なドライブをしていたのですが、東北道の岩手県内周辺は最高速度80キロの制限エリアです。※似た制限は中央道の諏訪周辺もそうです。
以下が最高速度が80キロ規制区間です。
一関IC〜前沢SA間、西根IC〜大鰐弘前IC間、その他蔵王PA〜泉IC
西根ICよりも北のエリアは特に道が一直線なのでスピートを出しやすいというか、110キロ後半のオートドライブとか入れていたら捕まってしまいます。
盛岡駅で合流してしばらく、高速を走っていると左側の路肩にパトカーが・・・。ここは西根ICの登り口で、ここから80キロ制限のエリアです。80キロ制限エリアに110キロくらいで入っていったので、しれーっと、トラックを抜いてすぐに追い越し車線から走行車線へ。パトカーもしれーっと、トラックの後ろに。こういう状況、嫌ですね。ただ、スピート違反は何キロで走っていたか測定できていなければ捕まりません。
なので、80キロ規制ですが90キロでオートドライブを設定していなくなるまで我慢していました。妻とは「なかなかいなくならねーな」と話をしていたら、パトカーが右車線に出してものすごいスピードで走ってきます。
すると、マイクとパトカーについている電光掲示板で「後ろについてきてください」の表示が・・・。そして、最寄りのサービスエリアへ入れと支持され、誘導されます。こんな感じのイメージです。
10キロオーバーで捕まることはないこと、また、大型トラックを挟んでの走行だったので絶対に捕まらないと心に誓って車を駐めました。
ここで中学・高校の同級生で、現在、警察の友達と飲んでいたことが頭によぎります。大抵交通ルール系での取締りのときに、悪いことしていても、車から降りてもこなくて、窓ガラスしか空けないで開き直るやつが多い。素直に、先に出てきて話せば状況は少しは変わるという居酒屋話です。早速、実践してみました。免許証と社員証をもって、パトカーへ。
私:「なにか、悪いことでもしましたか?」
パトカー:「盛岡らへんで無理な追い越ししてない?トラックから通報があって」
実際には私がトラックを追い越したのを見ていて、そのままのスピード行けば捕まえようという魂胆はこちら側に見れていましたし、私は盛岡から高速に乗っているので、盛岡より手前だと私ではありません。
私:「盛岡南ICから盛岡ICの間ですか?」
パトカー:「そう。心当たりあるよね?」
私:「娘たちを盛岡駅に迎えに行ったので、その区間を走ったのは午前中なので私ではありません。写真ありますよ。14時11分着の新幹線です。」
パトカー:「最近、そういった運転の人が多くて、通報があったらからそうかなと思って声をかけた。違ったのかも知れないけど、気をつけてね。」
普通に終わりました。連絡はしないけど免許証を控えさせてと言っていたので、そのまま差し出しますが、新居に引越しているので正しい住所は裏面です。汚い字でメモしているので絶対にフリだなと分かっていたので、こちからも仕返しをしてやりました。
職業はと聞かれたので「弁護士です」と嘘を。
通報があったというのは、トラックの運転手が電話をかけるのはまずいのでどこからの運送業者さんと情報提供の連携をしているのですか?と聞きましたが、最近はハンズフリーとかがあるからという回答。これに対して岩手県警は、ハンズフリーならOKという見解でしたっけ?と聞くと基本的には駄目だけど、通報だからと回答がありました。
私も今度から通報すればいいのかな?と思いました。
ちなみに、これで高速でパトカーに駐められるのは2回目です。1回目は中央道の80キロ規制区間で完全にアウトだったのですが、なんとパトカーの測定器が壊れていての免除。今回は捕まる前に先に気付いたパターンです。
無事、予定通り父の親戚の家には着きました。
みなさん、夏のドライブ気をつけましょう!